2020年10月17日最終更新
基本的にyumを利用してインストールしていきます。wordpressをインストールする際に、php、apache、mysql、の3つがインストールされていることが前提条件になりますので、それぞれの記事で手順を確認しつつ頑張ってインストールしていきましょう。
1.PHPのインストール
下記の記事を参考にしてまずはPHPのインストールをしてください。
2.Apacheのインストール
続いてApacheを入れます。
下記の記事を参考にしてApacheも入れてみてください。
3.MySQLのインストール
続いてMySQLをインストールします。今回はApachと同じサーバに入れてしまいます。MySQLのインストールの方法は下記の記事にまとめてあるので、参照してください。1.mysqlのインストールまで終わっていれば大丈夫です。
mysqlが無事にインストールできたら、WordPress用にユーザとデータベースを作っておきます。ユーザにはデータベースの操作権限を与えます。
CREATE USER 'ワードプレスユーザ'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード';
CREATE DATABASE wordpress;
GRANT ALL PRIVILEGES ON wordpress.* TO 'ワードプレスユーザ'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード';
4.WordPress.orgのインストール
WordPressはwgetコマンドを利用して入れるため、まずwgetコマンドをインストールします。
yum install wget
その後はwgetコマンドを利用して、WordPressを取得。
作業場所は/var/wwwあたりにしておきます。
cd /var/www
wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
おそらく、「latest-ja.tar.gz」というファイルがあると思うので、解答します。
解答すると、/var/www/配下に/wordpressというディレクトリ ができます。
tar -zxvf wordpress-4.8.1-ja.tar.gz -C /var/www/
「/var/www/wordpress」がWordPressのルートディレクトリ になるので、Apachの設定を書き換えてこちらをドキュメントルートにしましょう。
「/etc/httpd/conf/httpd.conf」の中からDocumentRootを書き換えます。
AllowOverrideもデフォルトはnoneになっていると思うのでallにします。
DocumentRoot "/var/www/wordpress"
<Directory "/var/www/wordpress">
AllowOverride All
</Directory>
Apachを再起動します。
systemctl restart httpd
再起動が終わって再びブラウザからアクセスするとこんな画面が出てくるはず。

「さあ、始めましょう!」を押下して、下記の画面で先ほどStep3で作成した、
データベース名、ユーザ、パスワードを入力しましょう。

その後、wp-configファイルに記載する内容がでてくるので、「/var/www/wordpress」配下にwp-config.phpというファイルを作成して書き込みます。

各種情報を入れて「WordPressをインストール」を実行します。

成功しましたと出てきます。

これで終わりです。早速ログインしてみましょう!お疲れ様でした。
